欧州債:上昇、2年債利回り4.46%に低下-株安や米金利見通しで

欧州債相場は上昇。株安で国債需要が高ま ったほか、米金融当局がインフレ加速の兆候がより顕著となるまでは政策金利 を据え置くとの観測が強まったことが背景。

独2年債利回りは3週間ぶりの水準に下げた。欧州の株式指標のダウ欧州 株価指数は前日比2.6%安と、3月17日以来の大幅安となった。米連邦公開市 場委員会(FOMC)は25日、政策金利を2%に据え置いた。米金融当局は、 エネルギー価格の上昇が経済成長を2009年まで抑制する一方で、インフレとイ ンフレ期待の「上振れリスク」が拡大したとの見方を示した。

ABNアムロ・ホールディングのシニア債券ストラテジスト、ハービンダ ー・シアン氏(ロンドン在勤)は「リスク回避の動きが戻り、質への逃避がみ られる」と指摘。「FOMC声明を背景とした安心感から若干上昇した。声明 は近く金利を変更する意思を伝えようとする内容ではなかった」と語った。

ロンドン時間午後5時7分現在、2年債利回りは前日比11ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)下げ4.46%となった。一時は4.44%まで下げ、今 月5日以来の低水準となった。同国債(2010年6月償還、表面利率4.75%)価 格は0.21ポイント上げ100.52。10年債利回りは9bp低下し4.52%。

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