伊ウニクレディト:新たに3200人削減へ-従来の5800人に上乗せ(2)

イタリア最大の銀行、ウニクレディトは26 日、2008-10年の新事業計画の一環として、新たに3200人を削減すると発表し た。昨年発表された5800人と合わせて9000人を削減する計画。また同社は東欧 への進出に伴い、総収入が2010年まで年6.7%のペースで増加するとの見通し を明らかにした。

ウニクレディトの届け出資料によれば、この人員削減の多くは昨年の同業カ ピタリアの買収に関連して実施される。3200人の削減はイタリア、ドイツ、オ ーストリアの各部門が対象となる。ウニクレディトのアレッサンドロ・プロフー モ最高経営責任者(CEO)はこの日、ウィーンで08-10年の事業計画を発表 する予定。

ほかの金融機関と同様に米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ロー ン問題で打撃を受けたウニクレディトは、コスト削減や東欧での事業拡大で収益 押し上げを目指している。同行の08年1-3月(第1四半期)決算は、トレー ディング損失や信用市場関連の評価損計上が響き、前年同期比51%減益となっ た。

同社は発表資料で「中・東欧で、事業は大幅に拡大する見通しだ」と表明。 「当行は、銀行業界での当面そして今後の課題に対応する上で、全く正しい位置 にいる」との見解を示した。

ウニクレディトは、10年末までに中・東欧で1300支店の開設を計画してお り、同地域での総収入について年19%のペースでの伸びを見込んでいることを 明らかにした。1999年にポーランドのペカオを買収して以降、ウニクレディト はロシアやトルコ、ハンガリー、カザフスタンなどで支店を開設している。

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