みずほ社長:サブプライム損失「経営に手抜かりなかった」―株主総会

前期決算のサブプライムローン関連の 損失が邦銀では最大だったみずほフィナンシャルグループの前田晃伸社長 (63)は、26日午前に開催した定時株主総会での質問に答え、「経営に手抜 かりがあったわけではない」との認識を示した。

前田社長は、昨年10月以降に証券化商品の市場が機能しなくなり、手 持ちの商品を処分しようとしてもできずに損失が膨らんだと説明。「完全な クラッシュは織り込んでいなかった。市場が機能しない時に回避する手立て はない」と理解を求めた。その上で「辞めるだけで責任を果たしたことにな るのか。立て直すことの方がはるかにきつい」と言い、引き続き責任を持っ て経営に当たる決意を表明した。

同行は08年3月期決算で、約6450億円のサブプライム(信用力の低い 個人向け)住宅ローン関連の損失を計上。三菱 UFJフィナンシャルグループ の1230億円、三井住友フィナンシャルグループの1300億円を上回り、国内 金融機関では最悪の数字だった。

総会には2474人と過去最多の株主が出席。所要時間は2時間29分(昨 年は2時間27分)だった。

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