米鉄鋼ニューコアCEO:建設事業の鈍化、1年半は続く-信用危機で

米鉄鋼メーカー最大手ニューコアのダ ン・ディミッコ最高経営責任者(CEO)は25日、世界的な信用危機の影響 で建設事業や米国の景気拡大が今後、少なくとも1年半は鈍化するとの見通し を示した。

ディミッコCEOは同日、ニューヨークでインタビューに応じ「景気への 最悪の影響はまだ見られていない。信用収縮の影響は現れ始めたばかりだ」と の見方を示した。

米国の住宅ローンのデフォルト(債務不履行)の急増に端を発した信用危 機により、世界の大手の銀行や証券会社の評価損はほぼ4000億ドル(約43兆 円)に上っている。ディミッコCEOによると、格付け会社のスタンダード・ アンド・プアーズ(S&P)やムーディーズ・インベスターズ・サービスが格 付け基準を見直したことから、企業の資金調達はさらに困難な状況になってい る。

ディミッコCEOは、信用危機は米国で始まったが、世界的な現象であり、 少なくとも2009年まで続くとみている。

ディミッコCEOは「その後どうなるかは誰にも分からない。2つの見方 がある。一方は米国はリセッション(景気後退)入りしていると言い、他方は リセッションに近づいていると言う。回復に向かっていると言う者はだれもい ない」と語った。

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