米シティグループ、追加評価損89億ドルか-ゴールドマンのリポート

ゴールドマン・サックス・グループは、米 銀大手シティグループが2008年4-6月(第2四半期)に、保有資産の評価額 をネットベースでさらに89億ドル(約9610億円)引き下げる可能性があると の見方を示した。

ゴールドマンは25日付のリポートで、シティが債務担保証券(CDO)と 関連のヘッジで71億ドル、その他の資産で12億ドルの評価損を計上するとの 見積もりを示した。さらに、自社の仕組み債に絡む評価額見直しで6億ドルの 損失が出ると試算している。

リポートは「シティには追加評価損や消費者向け融資の債権劣化を受けた 引当金の積み増し、追加増資、減配、資産売却の可能性など、多数の逆風が吹 いている」と指摘した。

ゴールドマンは向こう6カ月のシティの目標株価を16ドルに引き下げると ともに、同銘柄を「コンビクション・セル・リスト」に加えた。

ゴールドマンは、シティが配当を維持できない公算や追加増資が必要とな る可能性があるとみている。リポートは「シティの現在の収益力を見ると、配 当が安全だとは思われない」とし、「一段の資本増強は普通株の発行、減配、 さらなる資産売却の形を取るだろう」としている。

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