5月米中古住宅販売は495万戸に増加へ、価格低下で一部に需要-調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関72社を対象に実施した調査によれば、全米不動産業者協会(NAR)が26日 に発表する5月の米中古住宅販売件数は、前月比1.2%増の年率495万戸(予想 中央値)が見込まれる。価格低下が一部の買い手には魅力となったようだ。4月 は同489万戸で、1999年に統計を取り始めて以来で最低の水準に並んでいた。

不動産価格の下落が最も顕著なカリフォルニア州や中西部などの一部地域で、 値ごろ感が需要を呼び込んだ可能性がある。それでも住宅ローン金利は上昇し、 売れ残り住宅がだぶつき、融資基準が厳格化されているため、不動産不況は年内 まだ続きそうだ。

グローバル・インサイトのチーフ米国エコノミスト、ナイジェル・ゴールト 氏は「底に達したかについては、あまり確信が持てない」と述べた。

中古住宅販売件数は午前10時(ワシントン時間、以下同じ)に発表される。 ブルームバーグ調査での予想レンジは475万-515万戸。

米労働省が同日午前8時半に発表する21日終了週の失業保険新規申請件数 (季節調整済み)は37万5000件(37社の中央値)と、前週の38万1000件か ら減少し、解雇がやや少なくなった状況を示唆しそうだ。ただ、依然として労働 市場が弱いことを示す水準にとどまっている。

米商務省が午前8時半に発表予定の2008年1-3月期(第1四半期)の実 質GDP(国内総生産)確定値は、前期比年率1%増(70社の中央値)と、改 定値の同0.9%増から上方修正が見込まれている。07年10月-08年3月の半年 間の経済成長率は、過去5年で最低となっている。

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