G8外相会合、今夕開幕-北朝鮮核申告・米テロ支援国指定解除が焦点

7月7-9日の主要国首脳会議(洞爺 湖サミット)に向けた最後の閣僚級準備会合となる主要8カ国(G8)外相 会合は26日夕、2日間の日程で京都市内で開幕する。北朝鮮やイランの核 不拡散などについて討議するほか、アフガニスタンやイラク、スーダンの平 和構築への連携強化などを確認する見通し。

北朝鮮は26日、核開発問題をめぐる6カ国協議の議長国である中国に 対して、核計画を申告する見込み。ライス米国務長官は北朝鮮の申告が完全 なら、米国が北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除に向けた手続きを開始す ると述べている。

このため26日はG8外相会合の討議内容もさることながら、核申告を めぐる米朝の動きが焦点になる。日本人拉致問題の進展なしにテロ支援国家 指定は解除すべきでないとしてきた日本の対応にも注目が集まる。

高村正彦外相は24日の会見で「核申告があったら、すぐに指定を解除す るわけではない。申告に問題がある場合は手続きをやめることもある」と述 べ、27日のライス長官との会談で、「完全かつ正確な申告」でない場合には 指定を解除しないよう求める考えを表明している。

一方、来日する6カ国協議の米首席代表を務めるヒル国務次官補も26 日午後、京都市内で日本首席代表の斎木昭隆外務省アジア大洋州局長と会談 する見込み。NHKが同日午前7時のニュースで伝えた。

福田康夫首相は24日夕、官邸で記者団に、北朝鮮の核計画申告を受け て米政府が26日にもテロ支援国家指定解除の手続きに入ることに関して、 「北朝鮮の核問題が解決する方向に進むならば歓迎すべきことだ。(日米 に)まったく意見の食い違いはない」と述べ、容認する考えを明らかにして いる。

首相は、北朝鮮の核問題は「米朝関係だけでなく、地域の安全、日本の 安全保障の問題だ」と指摘した上で「わが国は拉致問題の解決も果たさなけ ればならない。今後、ますます日米が緊密な連絡を取り合うことが必要だ」 と述べた。

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