人民元:ペッグ制廃止後の最高値更新-政府が一段高を模索との観測

中国外国為替取引では、人民元がドルに対 し2005年7月のペッグ(連動)制廃止後の最高値を更新した。中国政府がイン フレ抑制に向けて元の一段高を模索するとの観測が強まった。

温家宝首相がインフレへの取り組みを公約するなか、人民元は4-6月期 に入り対ドルで2.2%上昇し、上昇率は円以外のアジアの主要10通貨のなかで 最高となっている。中国人民銀行が25日、ウェブサイトに掲載した調査結果に よると、大半の世帯が7-9月(第3四半期)に消費者物価の上昇を見込んで いる。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の通貨ス トラテジスト、ベン・シンフェンドーファー氏(香港在勤)は25日付のリポー トで、インフレ抑制に向けた預金準備率の引き上げとともに「着実な元上昇は 重要な政策にとどまるだろう」との見方を示した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午 後5時半(日本時間同6時半)現在、1ドル=6.8657元。一時は6.8612元ま で上昇する場面もあった。前日は6.8653元だった。

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