CSP株が続落、成長見込む機械警備に鈍さ-常駐はサミット前特需も

警備サービス業界3位のCSP(セント ラル警備保障)の株価が一時、17円(1.6%)安の1036円と続落。都心部の大 型オフィスビルで常駐警備を受注、足元の業績は計画通り順調に推移している が、今後成長が期待される機械警備の伸びが鈍化、解約も出ているため、売り が優勢となっている。

CSPが25日の取引終了後に公表した2008年3-5月期(第1四半期) 業績によると、連結純利益は前年同期比8.6%増の2億8300万円となった。新 宿Lタワー(東京都新宿区)や新朝日放送ビル(大阪市福島区)など大型ビル 警備を新たに受注したことや7月の主要国首脳会議(洞爺湖サミット)を控え、 JRグループが駅関連施設での臨時警備を強化していることが奏功、常駐警備 部門の売上高は同9%増の50億円となった。一方、センサーなどを使って遠 隔地で警備を行う機械警備は同2.4%増の30億円で、会社側の目標値を若干下 回った。

同社IR担当の田中義美氏は、機械警備が伸び悩んでいる背景を「新規案 件も増えているが、事務所の閉鎖や移転などで解約も多い」と説明、今後は解 約防止策を打ち、顧客の定着を図る計画だ。

会社側の2009年2月通期の連結1株利益(EPS)予想は74円35銭。 25日終値で算出した株価収益率(PER)は約14倍となる。同社株の過去5 年間の平均PERは19倍で、変動レンジは10倍から32倍。

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