短期市場:翌日物は底堅い、レポが上限張り付く-月末資金需要根強い

短期金融市場の無担保コール翌日物は横ば いながら、底堅く推移しそうだ。月末越えのレポ(現金担保付債券貸借)が実質 的な上限である日銀補完貸付(ロンバート型貸出)金利0.75%付近で張り付く 可能性がある。6月末は一部に根強い資金需要も指摘され、調達金利を下支えす る。

25日の加重平均金利は0.3ベーシスポイント低下の0.507%。準備預金5.6 兆円のもと、外銀の調達を中心に0.51-0.515%で推移。午後に0.52%もつけた。 その後は徐々に低下し、国内銀の0.50%の調達も進んだ。26日スタート分は

0.51-0.52%、ユーロ(オフショア)円は0.54%程度、レポは0.54-0.55%。

資金需要の中心となる期末・期初物(6月30日-7月1日)は、レポが

0.73-0.75%で高止まりしており、運用側は慎重。無担保コールも出合いづらい 状況が予想される。無担保コール1週間物は国内銀の調達で0.67-0.68%、外 銀や証券で0.70%程度だが、一部に0.8%台の高めの資金確保も見られる。

もっとも、日本銀行は月末に焦点をしぼった短い期間の資金供給オペを継続 するとみられ、金融機関の資金手当ては進んでいる。四半期末の資金繰りが固ま ってくるなかで、銀行は準備預金の積み上げも進ちょくしており、最終的には月 末越えの運用が増えるとみられる。

コマーシャルペーパー(CP)市場では、月末分の発行が膨らむが、償還額 は下回る見通し。現先金利は0.7%台が見込まれるが、月末を越えれば低下する。 購入意欲も強く、発行金利は横ばいから弱含みが予想されている。

調節見送り予想-準備預金5.5兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、当座預金は3000億円減少 の8兆3000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は1000億円減の5兆5000 億円程度になる見込み。市場では調節見送りの予想が多い。

準備預金の残り要積立額(1日平均4兆5000億円)と積み終了先(25日は 1600億円)から推計した実質的な中立水準は4兆7000億円程度とみられる。

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