加ドル:3日続伸、米政策金利据え置きで-2年債利回りほぼ変わらず

25日の外国為替市場で、カナダ・ドルは3 日続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)が同日、連邦公開市場委員会(FO MC)の定例会合で、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導 目標を2%に据え置くことを決め、昨年9月以来で7回に及んだ利下げを打ち 止めとしたことが手掛かりとなった。米金融政策の変化で、カナダ銀行に対す る利下げ圧力は後退するとみられる。

カナダ輸出の約80%が米国向け。カナダ銀行は今月10日の政策決定会合 までは、米主導による景気減速の影響回避を目指し、昨年12月以来のすべての 会合で利下げを実施してきた。カナダ・ドルは今年に入り、1米ドル=1カナ ダ・ドルの等価近辺で取引されている。

HSBCセキュリティーズ・カナダの市場ストラテジスト、スチュアート・ ホール氏(トロント在勤)は「インフレ懸念は確実に存在する」と指摘。「カナ ダ・ドルが最近の取引レンジを抜け出すには、幾分か切迫感があったとの認識 が必要だ」と述べた。

カナダ・ドルは、トロント時間午後3時46分(日本時間26日午前4時46 分)現在、前日比0.1%高の1米ドル=1.0103カナダ・ドル(1カナダ・ドル =0.9898米ドル)。前日は1.0112カナダ・ドルだった。カナダ・ドルは米ド ルに対し、今四半期に入り1.5%上昇している。年初来では1.2%の下落。

カナダ2年物国債(表面利率3.75%、2010年6月償還)の利回りは、ほ ぼ変わらずの3.25%。一時は8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) まで上昇する場面もあった。価格は1セント上げて、100.95カナダ・ドル。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE