欧州債:2年債下落、利回り4.57%に上昇-FOMC声明を警戒

欧州債市場では、独2年債相場が下落。米連 邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を据え置く一方で、景気からインフレに 焦点を移行したことを示唆するとの見方が広がったことが背景。

2年債利回りは、2週間ぶりの低水準付近から4営業日ぶりに上げに転じた。 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は25日、政策金融当局者が物価上昇に対 して「警戒を高めた状態にある」ことをあらためて表明した。バーナンキFRB議 長は9日、米当局はインフレ期待の高まりを「断固阻止」すると言明した。

アンシンジェール・ドゥ・ボーフォールの債券ストラテジスト、マーク・オ スワルド氏(ロンドン在勤)は「8月の利上げについて予め公約しないだろうが、 インフレリスクが高まったことに言及する可能性は高い。実際のFOMC声明がど うなるか不透明なことから、市場は声明に関しては中立的なようだ」と指摘した。

ロンドン時間午後5時1分現在、2年債利回りは前日比3ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上げ4.57%となった。同国債(2010年6月償還、表 面利率4.75%)価格は0.05ポイント下げ100.32。10年債利回りは1bp上昇 した。

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