人民元:ペッグ制廃止後の最高値-中国中銀が元一段高目指すとの観測

中国の外国為替取引では、人民元が対ドルで上 昇し、2005年7月のペッグ(連動)制廃止後の最高値を更新した。インフレ抑制 に向け、中国人民銀行が元一段高を目指すとの観測が広がった。

中国の温家宝首相は24日、「過度に速い」物価上昇ペースを「断固として」抑 制すると明言。中国政府は先週、ガソリンやディーゼル油価格を少なくとも17% 引き上げた。人民元は対ドルで年初来6.4%上昇と、その上昇率は円を除くアジア の10主要通貨中で上から2番目となっている。

興業銀行のエコノミスト、盧正偉氏(上海在勤)は「インフレ抑制に向けて、 人民銀は7-9月(第3四半期)も為替と預金準備率という2つの金融措置を堅持 するだろう」と述べ、「商品相場が国外で上昇していることから、元上昇は輸入コ ストを押し下げるのに役立つ」と指摘した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午後5 時半(日本時間同6時半)現在、前日比0.07%高の1ドル=6.8653元。一時は

6.8620元まで上昇した。前日は6.8699元だった。

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