日本の建設業や消費者金融の社債保証コスト上昇-スルガ債務不履行で

25日のクレジット・デフォルトスワップ (CDS)市場で、日本の消費者金融会社や建設会社の社債保証コストが上昇し た。中高層住宅建設の開発・賃貸を手掛けるスルガコーポレーションの発行した 公募債が24日、債務不履行(デフォルト)に陥ったことに反応した。

JPモルガン証券の中空麻奈クレジット調査部長は、消費者金融や不動産が 現在、危険で難しいセクターになっていると指摘。現状は厳しく、一部の投資家 は信用リスクの軽減を図る必要があるかもしれないと述べた。

中空氏によれば、さらに社債発行体が破たんした場合、日本企業の信用リス クの指標であるマークイットiTraxx日本指数は過去最高の約250ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)に近づく可能性があるという。日本格付研究 所(JCR)は24日、スルガの普通社債を「D」に格下げした。JCRの格付 け定義では「D」は「債務不履行に陥っている」を意味する。

ブルームバーグのデータによれば、鹿島のCDSスプレッドは10bp上昇 の130bpと、2カ月ぶり高水準。大成建設は2bp上げ167bp。クレディ・ スイス・グループによれば、アイフルは20bp上昇の430bp。

クレディ・スイスによれば、マークイットiTraxx日本指数は一時133 bpに上昇。その後は125bpに下げた。

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