日本総研の大沢主任研究員:企業に農業参入のメリットは多くない

日本総合研究所の大沢信一主任研究員は 25日放映のブルームバーグテレビジョンのインタビューで、企業の農業参入の メリットなどについて述べた。主なコメントは次の通り。

企業の農業参入のメリット・デメリット:

「農業に入ったからといって、すぐにメリットが出てくるわけではない。 日本は国土が小さく、四季がはっきりしていて気候がコロコロ変わる。相当、 小回りが利く農業をしていかないと消費者も喜ばないし、効率性も追求できな い。現状はいろいろな規制があり、企業のメリットは意外に多くない」

「ただ、メリットが無いことはない。例えば、最近増えてきた『直売所』 のような地産地消型のシステムは効率性が良い。この領域は企業にとって、フ ードビジネスとして新しい可能性が出てくる」

農業参入規制の背景:

「企業は基本的に自由に仕事が出来る。ビジネスをやる時に、土地を買い、 工場を建設し、労働者を雇う。上手くいったら、追加投資をする。あるいは、 ダメだったら撤退が出来る。しかし、農業は地域に密着している。企業が農業 参入して3年で撤退などというシナリオで始めたら地域が崩壊してしまう。こ のような農業の特殊性が規制の背景にある」

-- Editor :Masashi Hinoki、Yoshito Okubo

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