鉄スクラップ価格:最高値更新-豪リオの鉄鉱石大幅値上げも強材料

日本鉄源協会(東京都中央区)が25日公表した 国内主要3地域における6月第4週の鉄スクラップ平均価格(東京、名古屋、大阪: 標準品H2)は、1トン当たり6万4635円と前週比で1722円(2.7%)値上がりし、 最高値を更新した。

海外需要や国内高炉メーカーのスクラップ使用拡大に支えられ、価格は2007年11 月末以降すでに9割近く上昇しているが、24日には電炉メーカー最大手の東京製鉄が 全工場で購入価格をトン当たり1000-2000円引き上げるなど、値上げが止まらない。

英豪資源大手のリオ・ティントが23日、中国鉄鋼最大手宝鋼集団と2008年度の 鉄鉱石価格を前年度比80-97%の値上げで決着したことで、「高炉メーカーが秋口に 追加値上げするのが必至となり、電炉メーカーは相対的に競争力がつくため、スクラ ップの高値を受け入れられる状態」(丸和商事の渡辺淳社長)であることも、価格上 昇に拍車をかけている。

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