タカキュー株が一時ストップ高、中国仕入比率低下し利益率が改善(2

紳士服などを製造・販売するタカキューの 株価が午後一段高。午後1時に発表した第1四半期(3-5月)の営業利益が前 年同期から30%増え、8月中間期予想をすでに大幅に上回った。商品の仕入れ 先を物価の高い中国からベトナムに移すなど、商品調達の見直しが奏効して利益 率が向上しており、業績上ぶれを期待した買いが殺到している。

午後2時30分現在の株価は前日比47円(26%)高の228円。一時28%高 の231円とストップ高(制限値幅いっぱいの上昇)まで上げた。午前終値は199 円だった。出来高は232万7000株と、前日の1万8000株をすでに大きく上回っ ている。

第1四半期の営業利益は前年同期比30%増の5億1900万円で、会社側が期 初に示した中間期予想の5000万円を大幅に超過した。09年2月期通期予想(7 億円)に対する進ちょく率も74%に達した。第1四半期の既存店売上高は天候 不順などで前年同期比6.9%減にとどまったが、営業利益率は8.3%と、前年同 期の6.7%から大幅に改善した。

同社の経営企画室の椎葉英治氏は「仕入れルートを物価が上昇している中国 からベトナムに徐々に移しており、商品粗利率が改善した。依然として主力は中 国だが、徐々に中国以外の比率を高めたい」と話していた。業績予想を据え置い た理由については、「消費マインド低迷などで市場環境が依然として不透明なた め」(椎葉氏)などと説明した。

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