5月米新築住宅販売51.2万戸に減少へ、耐久財受注は横ばいか-調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関を対象に実施した調査によると、25日に発表される5月の米新築一戸建て住 宅販売は、過去17年で2番目に低い水準に落ち込み、住宅不況が経済全体を 引き続き圧迫していく様子を示しそうだ。

新築住宅販売は、調査対象の73社の予想中央値で年率換算51万2000戸 と、4月の52万6000戸を下回ったもよう。同日発表の5月の製造業耐久財受 注は、前月比で横ばいとみられている。

不動産価格の下落や住宅ローン金利の上昇、融資基準の厳格化が重なり、 住宅購入希望者は2008年中のかなりの期間、購入を見送る可能性がある。こ の日の連邦公開市場委員会(FOMC)では、住宅不況が経済全体の成長に打 撃を与えていてもなお、政策金利が据え置かれる(102社の中央値)と予想さ れている。インフレが安定するという米国民の確信が弱まりつつあると懸念さ れるためだ。

BMOキャピタル・マーケッツ(トロント)のシニアエコノミスト、マイ ケル・グレゴリー氏は「住宅需要に関しては依然としてかなり暗い状況」と指 摘。「在庫水準は引き続き極めて高く、一段の調整が不可避であることを示し ている」と述べた。

新築住宅販売件数は、商務省が午前10時(ワシントン時間、以下同じ) に発表する。予想レンジは48万戸-57万戸。

新築住宅販売は今年3月に50万9000件と、ほぼ17年ぶりの低水準にな った。この水準を最後に下回ったのは1991年9月だった。

商務省が午前8時半に発表する5月の製造業耐久財受注は、前月比変わら ず(73社の中央値)と見込まれている。4月は同0.6%減(改定値)だった。 輸送機器を除くベースは同1%減(38社の中央値)と予想されている。4月は 同2.4%増(改定値)。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE