NY原油時間外:小幅安-ナイジェリア生産再開、米需要が後退

ニューヨーク原油先物相場は、アジア時間 25日の時間外取引で小幅安となっている。ナイジェリアの油田で生産が再開さ れ、供給懸念が後退するとともに、米国のガソリン需要が減少した。

英・オランダ系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルは、先週の武装勢力 による襲撃を受けて、ナイジェリアのボンガ油田の生産を19日に停止していた。 米クレジットカード大手マスターカードが24日発表したリポートによると、原 油価格高騰で需要が抑えられ、先週の米ガソリン販売は9週連続の減少となっ た。世界最大の産油国サウジアラビアは22日、日量20万バレルの増産を約束 した。

豪コモンウエルス銀行の商品ストラテジスト、デービッド・ムーア氏(シ ドニー在勤)は「市場は供給が依然として逼迫(ひっぱく)していることを懸 念しているが、一方でサウジが増産を発表したこともある」と指摘。「さらに原 油高に対応して消費を調整している証拠がある。こういったことが原油相場に 影響しているようだ」との見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の時間外取引で、原油先物8月限 はシンガポール時間午前10時14分(日本時間同11時14分)現在、前日比 17セント安の1バレル=136.83ドル。24日の終値は同26セント高の137ド ルだった。生産の損失が拡大するとの懸念を背景に、一時は138.75ドルと、 16日に139.89ドルで過去最高値を付けて以来の高水準に達した。

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