【個別銘柄】スルガコポ、新興不動産株、Gウィル、しまむら、武富士

25日午前の日本株市場における主な材料 銘柄の動きは以下の通り。

スルガコーポレーション(1880):ストップ安水準となる40%安の121円売 り気配で、売買は成立していない。民事再生手続き開始を東京地方裁判所に申 し立て、受理された。委託弁護士の逮捕などで、銀行からの新規融資が困難に なり、今後の債務の支払いが正常に行えないと判断した。東京証券取引所は同 社株式を7月25日付で上場廃止にする。債権取立遅延の恐れのあると発表し た武蔵野銀行(8336)は2.1%安の4180円。新興不動産関連ではアーバンコー ポレイション(8868)、ゼファー(8882)が大幅安。

グッドウィル・グループ(4723):ストップ安水準にあたる13%安の 6610円で売り気配となっており、売買は成立していない。25日付の朝日新聞 朝刊などは、7月末にも子会社の日雇い派遣大手グッドウィル(東京都港区) を廃業すると報じた。Gウィル側は「日雇い派遣廃業の方針を決定した事実は ない」とのコメントを発表した。日雇い関連ではフルキャスト(4848)も

9.9%安の3万6500円とストップ安。

しまむら(8227):6.6%安の6820円。一時9.3%安の6620円まで下落し、 3月17日に付けた52週安値に並んだ。24日公表の月次売上高では、主力 「しまむら」業態の6月度の既存店売上高が前年同期比9.4%減と落ち込んだ。 UBS証券は24日、消費減退ペースが想定以上として、投資判断を「BUY」 から「NEUTRAL」に引き下げた。

旭硝子(5201):0.5%高の1325円。25日付の日本経済新聞朝刊は、同社が 自動車用ガラスを値上げする方向で自動車メーカーと交渉を始めたと報じた。 旭硝子は午前の取引終了後、重油など原燃料価格高騰を受けて自動車用ガラス 製品の値上げ交渉を開始したと発表。販売価格10%前後の引き上げで交渉す るという。関連銘柄ではセントラル硝子(4044)も5.4%高の429円と高い。

武富士(8564):6.6%安の1627円。一時6.8%安の1624円まで下げ、上 場来安値を更新した。UBS証券は24日、今後不良債権比率が悪化するなど とみて、目標株価を2400円から1600円に引き下げた。消費者金融関連ではア イフル(8515)が15%安の1285円まで下げ、こちらも上場来安値を更新。

鈴丹(8193):25%高の399円とストップ高。不採算店の撤退や新規出店な どが寄与し、3―5月期の連結営業利益は前年同期比5.1倍の1億1900万円 となった。09年2月期は前期比5.5倍の6億5000万円を見込んでいる。

フューチャーアーキテクト(4722):5.3%高の6万3900円と続伸。売上高 の伸長に加え、コスト削減や財務体質の改善も寄与しており、2008年12月期 の業績予想を上方修正。連結純利益は従来計画比16%増の20億4000万円に した。

ツルハホールディングス(3391):6.9%安の3360円と4日続落。大和総 研は24日、関東地区の収益性改善に時間を要する印象などとし、投資判断を 「アウトパフォーム」から「中立」に引き下げた。

ミニストップ(9946):1.2%安の2140円と3日ぶりに小幅下落。買い上 げ点数の減少などで売り上げが会社計画を下回るなか、食用油の高騰や食材輸 入の一部トラブルなどで粗利益率が悪化している。3-5月期(第1四半期) 業績が大幅な減益となったため、売りが優勢となった。

上新電機(8173):0.4%高の808円。発行済株式総数の0.9%に相当する 50万株、金額にして5億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。

イナリサーチ(2176):ジャスダック市場にきょう新規株式公開(IP O)。初値は30万円と公開価格(18万円)を67%上回った。その後も買い優 勢で、午前終値は33万2000円。IPOは約1カ月ぶり。同社は医薬品の非臨 床試験受託を手掛ける。

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