米SEC:新規則を25日に提案へ-格付け依存やめ、自ら資産精査を

高格付けの住宅ローン関連証券の損失が相 次いでいるのを受け、米証券取引委員会(SEC)は25日、新たな規則を打ち 出し、投資ファンドが信用格付けに代わり、資産の流動性やリスクといった基 準を重視するよう求める方針だ。

SECの市場規制部門責任者、エリック・シリ氏はワシントンで行われた 会議で、25日公表する新規則について、信用格付けへの言及は「流動性やボラ ティリティ(変動性)、損失可能性といった信用格付けが本来、代表しているよ うな特性に触れた表現」に変更されると言明した。

現行のSEC規則では、マネーマーケットファンド(MMF)の運用担当 者に対し、主要格付け会社2社から高格付けを得た期間13カ月未満の短期債に 投資するよう求めている。シリ氏によれば、改定案では格付けへの言及を削除 し、資産が投資適格かどうかの判断に際して、自らが一段とデュー・デリジェ ンス(適正評価)を行うよう求める。

また、信用危機を招いた責任があるとして、格付け会社への批判が高まっ ていることにも対応し、SECは改定案で格付け会社の改革を促す手段も打ち 出す。投資銀行から格付け会社のアナリストへの贈答品提供を制限したり、公 社債への格付けとは異なる別の方法で、資産担保証券を評価することを求める などの案が検討されている。

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