短期市場:翌日物0.51%付近、月末・初の運用希望0.8%台-レポ見極めも

朝方の短期金融市場の無担保コール翌日物 は0.51%付近。準備預金は5兆6000億円程度と資金需給に余裕があるが、月末 に向けて積みを進める需要が底堅い。月末・月初物(6月30日-7月1日)は 運用希望が0.8%台で様子見となっており、レポ(現金担保付債券貸借)の上昇 度合いを見極める展開だ。

24日の加重平均0.510%に対して、国内銀行の調達が0.50-0.505%、外銀 の調達は一部0.515-0.52%から0.51%中心となっている。1週間物は0.6%台 後半の調達希望に対して、運用希望は0.70%。月末・月初物は調達希望0.65-

0.75%に対して、運用希望は0.80%以上となっている。

月末越えのターム(期日)物について、金融機関によって資金確保に差が指 摘されるものの、全体的には金利は弱含みの方向。日銀の共通担保オペの落札金 利が高止まりしているが、持ち高が膨らむコマーシャルペーパー(CP)ディー ラーの応札の影響もありそうだ。

資金需要の中心となる月末・月初物は上昇する見通しで、レポを中心に水準 が注目されている。日銀補完貸付(ロンバート型貸出)の適用金利0.75%に接 近する可能性もある。この日入札される政府短期証券(FB)3カ月物は月末が 発行日に当たり、資金手当てが必要になる。

日銀は午前9時20分の定例調節を見送った。準備預金(除くゆうちょ銀) は4000億円増の5兆6000億円程度。残り要積立額(1日平均4兆5400億円) と積み終了先から推計した中立水準は4兆8000億円程度で、資金需給は余裕が ある。準備預金の積みの進ちょく率かい離幅はプラス4.5まで拡大。25日は資 金決済が膨らみやすいが、相場への影響は限られそうだ。

金利先物は堅調

ユーロ円金利先物相場は堅調(金利は低下)。米国で6月の消費者信頼感指 数が約16年ぶりの水準まで落ち込んだほか、4月の住宅価格指数の低下幅が過 去最大となるなど、景気懸念から利上げ観測が後退。国内でも一部企業の経営破 たんなどから信用不安もあり、株安・金利低下の展開となっている。

中心限月2009年3月物は前日比0.025ポイント高い98.925で取引を始め、 一時98.935まで上昇している。期先に影響を与える2年スワップは1.27-

1.28%程度と、前日のレンジ1.29-1.31%付近を下回っている。

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