スルガコポ株売り気配、再生法申請で上場廃止-普通社債も不履行(2)

民事再生法を前日に申請したスルガコーポレー ションの株価が売り気配。東証上場廃止も決定して取引開始から売り注文が相次いで いる。普通社債(SB)も債務不履行(デフォルト)になり、同年限の国債との利回 り格差も過去最大の水準に拡大している。

東証2部上場の不動産会社スルガコポ株は午前10時過ぎに、ストップ安(値幅 制限いっぱいの下落)に当たる前日比80円(40%)安の121円まで売り気配値を切 り下げた。差し引きで1000万株の売り越し。東証1部値下り率にはゼファー、アー バンコーポレイション、ジョイント・コーポレーションといった不動産関連が目立つ。

スルガコポ株について市場は「民事再生と上場廃止を受けた売りであり、他の関 連銘柄には間接的な連想売りが出ている」(高橋和宏大和証券SMBCグローバルプ ロダクト企画部部長)とみている。スルガコポは24日、民事再生手続き開始を申し 立てたと発表した。物件立ち退き交渉委託先が反社会的勢力で会社との関係が取りざ たされ、資金調達が困難になった。東証上場廃止は7月25日。

これに伴い第1回債(110億円、2006年10月発行の3年債、利率2.89%)と第 2回債(100億円、07年3月発行の3年債、2.95%)の計210億円の社債がデフォル トになる。日本格付研究所(JCR)は24日、スルガコポの債務格付けを「CCC」 から債務不履行を示す「D」に引き下げた。

ブルームバーグ・データによると、スルガコポ第1回債の国債とのスプレッド(利 回り格差)は24日の段階で12406ベーシスポイントと過去最高に達している。この スプレッドは今回の事件が報道され始めて株価が急落した3月前後から急上昇して いる。

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