BHP:リオの鉄鉱石値上げ幅は不十分-ブラジル産との輸送費格差で

世界最大の鉱山会社、オーストラリアのB HPビリトンは24日、英豪系リオ・ティントが合意した鉄鉱石の値上げ幅は、 輸送コストの差をカバーするには小さ過ぎるとの見方を示した。

リオは23日、中国最大の鉄鋼メーカー、宝鋼集団と鉄鉱石の契約価格を 80-97%引き上げることで合意した。中国の鉄鋼メーカーが、豪州産鉄鉱石の 価格交渉でブラジル産を上回る値上げに合意したのは初めて。ブラジル産鉄鉱 石の方が輸送コストは高くなる。BHPは契約価格の合意には達していない。

BHPの鉄・石炭部門のマーカス・ランドルフ最高経営責任者(CEO) は24日、ロンドンでのプレゼンテーションで「進展は喜ばしいことだ」と述べ る一方、「海上運賃の価格差は40-50ドルであるため、この水準では不十分だ」 との見方を示した。

ドイツ銀行のアナリスト、ロブ・クリフォード氏は24日付文書で、豪州 から中国に鉄鉱石を輸送する場合のコストは、ブラジルから輸入する場合と比 較して1トン当たり53ドル割安であるとしている。

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