投資家ファーバー氏:グローバル市場は「不況」に向かう可能性も

著名投資家のマーク・ファーバー氏は24日、 グローバル市場の見通しについて次のようにコメントした。同氏は投資顧問会 社マーク・ファーバーのマネジングディレクターを務め、ニュースレター「グ ルーム・ブーム・アンド・ドゥーム・リポート」を発行している。

同氏のウェブサイトによると、ファーバー氏は1987年の株価大暴落(ブラ ックマンデー)の1週間前に米国株を売り推奨したほか、6年間にわたる上昇 局面の始まりに金を買い推奨した実績がある。

◎金融市場の混乱の可能性について:

「世界経済全体が同時に好況となった今回のケースは珍しい。かつてなら、 1つのセクターだけが好況だった」

「世界全体が好況下にあり、すべてつながっていた。このため、この好況 が世界的な不況に転じる可能性はとても高いとみている」

信用バブルが崩壊したことは「投資環境全体が悪化し、以前ほど好ましい 状態ではなくなることを示している」

◎個人消費の見通しについて:

「米国で抑制の必要がある最後の真のバブルは個人消費だ」

「1980年代、個人消費の対国内総生産(GDP)比は62%だった」

2001年以降「個人消費は過去のペースを上回る伸びになっており、対GD P比は70%を超えている。わたしはこの比率が再び66%程度に低下するとみて いる」

◎商品相場について:

「すべての紙幣がやがて金に対して目減りすることになる。金の供給量を 無制限に増やすことができないからだ」

「商品や原油に対する需要が消えることはない」

「商品相場の上昇につながった需要のシフトがなくなってしまうことはな い」

「あなたの生涯のうちに、1バレル当たり12ドルの原油相場を再び見るこ とはないだろう。ただ100ドルを見る可能性はある」

-- Editor: Christopher Nagi

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Keiko Kambara 記事に関する記者への問い合わせ先: Patrick Rial in Tokyo at +81-3-3201-3773 or prial@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Nicolas Johnson at +81-3-3201-8343 or nicojohnson@bloomberg.net.

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