短期市場:翌日物は横ばい、準備預金の積み進める-月末越えレポ上昇

短期金融市場の無担保コール翌日物は横ば いが予想される。四半期末に当たる月末に向けて準備預金の積みを進める需要が あるが、同残高は5兆6000億円程度に増加する見通し。また、月末・月初物 (6月30日-7月1日)のレポ(現金担保付債券貸借)は上昇しそうだ。

24日の加重平均金利は0.1ベーシスポイント上昇の0.510%。一部大手行の 調達がしっかり入るなか、0.51-0.515%の取引が続き、0.50%で調達を終えた。 25日スタート分は0.51-0.53%、ユーロ(オフショア)円は0.51%程度、レポ は0.56-0.57%だった。

準備預金の積みの進ちょく率かい離幅がプラス4.5まで拡大し、資金需給が 緩めの金融調節下で銀行が積みを進めている。25日は外為円決済など決済要因 が影響しやすいが、準備預金は必要額に対して余裕がある。

1週間物は0.65-0.70%のレンジで、金融機関によって資金確保に差が指 摘されるものの、全体的には金利弱含みの方向。日銀の共通担保オペの落札金利 は0.6%台前半で高止まりするが、持ち高が膨らむコマーシャルペーパー(C P)ディーラーの応札の影響もありそうだ。

資金需要の中心となる月末・月初物のレポは上昇する見通しで、日銀補完貸 付(ロンバート型貸出)の適用金利0.75%に接近する可能性もある。この日入 札される政府短期証券(FB)3カ月物は月末発行で資金手当てが必要になる。 足元の月内取引は0.58%前後と比較的落ち着いている。

調節見送り予想-準備預金5.6兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、当座預金は3000億円増加 の8兆6000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は4000億円増の5兆6000 億円程度になる見込み。市場では調節見送りの予想が多い。

準備預金の残り要積立額(1日平均4兆5400億円)と積み終了先(24日は 2200億円)から推計した実質的な中立水準は4兆8000億円程度とみられる。

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