カナダ・ドル:1週間ぶり大幅高-米消費者信頼感指数の低下で

24日の外国為替市場で、カナダ・ドルは 1週間ぶりの大幅上昇となった。同日発表された6月の米消費者信頼感指数が 予想以上に低下し、ここ16年余りで最低となったことが手掛かり。

カナダ・ドルは続伸。米景気減速で、同国金融当局に対し年内の利上げを 求める圧力が後退する可能性が強まった。米民間調査機関のコンファレンス・ ボードが発表した6月の米消費者信頼感指数は50.4と、1992年2月以来の低 水準。5月は58.1(改定値)だった。米消費者が景気の先行きについて、同統 計が開始されてからの41年間で最も悲観的になっていることが示された。

バンク・オブ・モントリオールのシニアエコノミスト、マイケル・グレゴ リー氏(トロント在勤)は「経済指標の数字は予想よりずっと弱かった」と述 べ、「それにより、米金融当局はどの程度早期に利上げに踏み切るかについて 疑問が生じ、カナダ・ドルの押し上げ要因となった」と説明した。

カナダ・ドルは、トロント時間午後3時(日本時間25日午前4時)現在、 前日比0.3%高の1米ドル=1.0127カナダ・ドル(1カナダ・ドル=0.9874 米ドル)。前日は1.0158カナダ・ドルだった。この日の上昇率は17日以来で 最大。カナダ・ドルは米ドルに対し、今四半期に入り1.2%値上がりしている。 年初来では1.4%の下落。

カナダ2年物国債(表面利率3.75%、2010年6月償還)の利回りは、5 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.28%。価格は9セント 上げて、100.89カナダ・ドル。

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