米トウモロコシ・大豆:下落-中西部の気温上昇と乾燥で生育改善観測

シカゴ商品取引所(CBOT)では24日、 トウモロコシと大豆相場がともに下落した。米農務省(USDA)が23日に発表 した作況報告で、中西部の気温が上昇し気候が乾燥してきたため過剰な降雨の影 響で遅れていた穀物の生育が改善したことが示され、売られた。

USDAの発表によると、22日時点のトウモロコシの作況は、「優(Exe llent)」と「良(Good)」を合わせた割合が約59%と、前週の57%か ら改善した。この割合は大豆では約57%と前週の56%を上回った。また、大豆の 作付けの進ちょく率は約91%と、前週の84%から上昇した。

USコモディティーズ(アイオワ州)のブローカー兼市場アナリスト、ジェ ーソン・ルーズ氏は「気温の上昇と日光により穀物の生育は改善している」と指 摘。ただ、「生育は平年より少なくとも10日遅れている」と述べ、このことは、 7月と8月に中西部が猛暑や乾燥気候に見舞われれば、イールド(単収)が減少 する「リスクが依然としてあることを意味している」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限終値は、前日比11.75セント (1.5%)安の1ブッシェル当たり7.475ドル。一時は0.7%上昇する場面もあっ た。大豆先物相場11月限は、前日比11.5セント(0.8%)安の1ブッシェル当た り14.91ドル。一時は1%高の15.17ドルまで上昇した。

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