金融危機はまだ「4イニング目」-米ブラックロックのカピート社長

米上場資産運用会社最大手ブラックロック のロバート・カピート社長は24日、金融危機の問題はまだ全体の半分も解消さ れていないとの認識を示した。

カピート社長は、ニューヨークで開かれた証券業界関連の会合で、金融危 機を野球の試合に例え「8イニング(回)まで来たという見方もあるが、わた しは4イニングだと思っている」と指摘。「今四半期の赤字決算が発表されるま で、判断を待つべきだ」と語った。

同社長はまた、ヘッジ目的のデリバティブ(金融派生商品)にはさまざま な投資家の利害関係が絡んでいるため、その損失の規模は、ヘッジの対象とな っている証券の損失を上回る可能性があると説明。こうしたデリバティブは、 商品先物などほかのデリバティブとは異なるとの見方を示した。

ブラックロックの運用資産は約1兆3600億ドル(約146兆円)。うち債券 の運用規模は5130億ドルで、約8000億ドルのパシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)に次いで2位。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE