米企業の社債保有リスク、10週間ぶり高水準-リスク回避傾向強まる

24日のクレジット・デフォルトスワップ(C DS)市場では、米企業の社債保証コストがここ10週間で最大となった。同日 発表された6月の米消費者信頼感指数が16年ぶりの低水準となったほか、投資 家が金融保証会社(モノライン)の危機に対するリスク回避の動きを強めたた めだ。

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の社債に関連したCDSスプ レッドは3営業日連続で上昇し、過去最高となった。米銀大手バンク・オブ・ アメリカ(BOA)の複数のアナリストが、自動車販売が低迷するなか、GM が今後2年半に手元資金の半分以上を使い尽くすとの見方を示したことが影響 した。米モノライン大手、MBIAとアムバック・ファイナンシャル・グルー プの保険子会社の社債のCDSスプレッドは4営業日連続で上昇。先週の「A aa」からの格下げを受け、投資家の間で、両社の債券保証業務が支障を来す リスクを回避する動きが強まった。

バークレイズ・キャピタルの投資適格クレジットストラテジー責任者、プ ニート・シャーマ氏(ロンドン在勤)は「神経質なムードが強い」と指摘。「デ ィーラーらは信用市場のエクスポージャーをヘッジしようとしている」と述べ た。

バークレイズによれば、北米の投資適格級企業125社で構成するマークイ ットCDX北米投資適格指数はニューヨーク時間午後2時38分(日本時間25 日午前3時38分)現在、3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 の130bp。投資適格級の欧州企業125社で構成するマークイットiTrax x欧州指数は、4.5bp上昇の97.5bp(JPモルガン・チェース調べ)。指 数上昇は信用の質が劣化したとの認識を示す。

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