米スリーコムの3-5月期:赤字幅が拡大-のれん代償却が響く

米ネットワーク機器メーカーのスリーコム が24日発表した2008年3-5月(第4四半期)決算は、前年同期から赤字幅が 拡大した。05年のティッピングポイント・テクノロジーズ買収に関連したのれ ん代償却が響いた。

スリーコムの発表資料によれば、純損益は1億6670万ドル(1株当たり41 セント)の赤字となった。前年同期は6620万ドル(同17セント)の赤字だった。 売上高は前年同期比3.3%増の3億2130万ドルと、アナリスト予想を上回った。

2000年以来赤字決算が続いているスリーコムは、米投資会社ベイン・キャ ピタルが主導する買収計画が頓挫した後の株価急落を受け、経営陣を入れ替えた。 4月に就任したロバート・マオ最高経営責任者(CEO)は、同社の最大の市場 である中国で、以前のパートナーである華為技術との競争激化に備えている。

一部項目を除いた利益は1株当たり9セントと、ブルームバーグ・ニュース がまとめたアナリスト3人の予想平均値(5セント)を上回った。売上高のアナ リスト予想平均は3億1300万ドルだった。

同社は、ティッピングポイント部門ののれん代償却費用として1億5800万 ドル(1株当たり39セント)を計上した。

決算発表後の米株式市場の時間外取引でスリーコムの株価は9セント (3.8%)高の2.46ドルとなっている。通常取引終値は2.37ドルだった。年初 来では48%下落している。

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