グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は4営業日続落。指標のハンセン指数は3カ月ぶりの安値で終 了した。米利上げへの懸念を背景に不動産株が下げを主導した。

不動産大手のハンルン・プロパティーズ(恒隆地産、101 HK)は2週間で最 大の下げ。石油精製大手の中国石油化工(Sinopec、386 HK)は原油高が 利益を圧迫するとの懸念から、1週間余りでの最安値となった。

ハンセン指数は前日比258.94ポイント(1.1%)安の22456.02。4営業 日で3.7%下落で、3月20日以来の安値引けとなった。ハンセン中国企業株(H 株)指数は前日比1.8%安の12018.51。

ハンルンは3.8%安の25.40香港ドル。Sinopecは3.3%安の7.63 香港ドル。

【中国株式市況】

中国株式市場では、CSI300指数が反発。不動産株や金融株が高い。同指 数は昨年10月の最高値更新後は下落しているが、下げ過ぎとの見方が広がった。

時価総額で中国2位の不動産会社、保利房地産集団(600048 CH)は値幅制 限いっぱいの上昇。交通銀行(601328 CH)も、前日の上場来安値から反発した。 北京市政治協商会議の王華民委員が政府に基金を立ち上げ株式相場を支えるよう促 したことも相場の上昇要因となった。

JPモルガン・チェースの中国調査戦略責任者、フランク・ゴン氏は、香港 で記者団に対し、「他の新興市場と同様、中国も市場安定化基金を創設することは 可能だ」と指摘した上で、「相場は十分調整したことから、投資家はこの機会に中 国株を買い増すべきだ。われわれはインフラ関連や銀行セクターを推奨する」と述 べた。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は、前日比61.97ポイント(2.2%)高の2851.92で終了。昨年10月 の最高値からは52%下げている。

【インド株式市況】

インド株式市場では、指標のセンセックス30種指数が5営業日連続で下落し、 約1カ月半で最長の下げとなった。原子力の民生利用に関する米国との協定をめぐ る対立で、政権が中間選挙を余儀なくされるとの観測が重しとなっている。

シン首相率いる国民会議派と、閣外協力している左翼政党は25日、米印間で の同協定について協議する予定となっている。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は前日比186.74ポイント (1.3%)安の14106.58。前回5日続落したのは5月9日までの5日間。

インド最大の銀行、ICICI銀行(ICICIBC IN)は2.4%安の703.15 ルピーと、2006年10月13日以来の安値。国内最大のエンジニアリング会社、 ラーセン・アンド・トゥブロ(LT IN)は3.9%安の2303.55ルピーまで下げ、 昨年7月4日以来の安値となった。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比6.3ポイント(0.1%)高の5290.0。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比4.75ポイント(0.3%)安の1710.84。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比138.37ポイント(1.8%)安の7738.12。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比16.99ポイント(0.6%)安の2962.16。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前日比4.87ポイント(0.4%)高の1200.28。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比5.15ポイント(0.7%)安の763.75。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比2.63ポイント(0.1%)高の2365.38。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比24.51ポイント(1%)安の2474.87。

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