スタグフレーションが増益率や成長率を押し下げへ-アバディーン

アバディーン・アセット・マネジメント・ アジアとフィデリティ・インターナショナルは24日までに、インフレ加速と消 費者需要の後退が世界経済をスタグフレーションに陥れ、企業利益と景気拡大 を脅かしているとの認識を示した。

アバディーンで運用に携わるヒュー・ヤング氏は「大半の企業はコスト上 昇に直面している。不動産コストも賃金コストも原材料・エネルギーコストも 上昇している」として、「今年の利ざやは大きく縮小するだろう」と述べた。

インドと中国、マレーシア、パキスタン、インドネシアでは原油高を受け た国内の燃料販売価格引き上げに迫られ、消費者心理が悪化し、社会不安のリ スクが高まっている。世界の中央銀行がインフレ対応で引き締めに転じるなか で成長は減速傾向にある。

フィデリティの資産配分責任者、トレバー・グリーサム氏は「金融引き締 めの後遺症だ」として、「先進国の中銀がインフレ抑制を目指すため、今回のス タグフレーションは当分続くだろう」と述べた。

ヤング氏は香港で記者団に語り、状況は少なくとも1年半にわたり好転し ないだろうとして、アジアの企業増益率は7-8%と、過去5、6年の平均で ある年14%から低下するとの見通しを示した。

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