アジア株:下落、金融株が安い-豪ANZやアイフルが大きく売られる

24日のアジア株式市場では、MSCIア ジア太平洋指数が下落。貸倒損失の計上が続くなか、米証券大手ゴールドマン・ サックス・グループが投資家に対し、銀行株の売りを勧めたことから、金融株 が安くなった。

豪オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は、ほぼ4年ぶりの 安値。アイフルも大幅安。リーマン・ブラザーズ証券のアナリスト、ウォルタ ー・オルトへアー氏が23日付のリポートで「不良債権と資金調達問題が解決 されない限り、良好な株価パフォーマンスを長期間維持する公算は小さいと思 われる」と指摘したことが響いた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時48分現在、前日比0.1% 安の138.46。前日までの3営業日で4.2%下げていた。日経平均株価は前日 比7円91銭(0.1%)安の1万3849円56銭で終了した。

ウォレス・ファンズ・マネジメント(シドニー)で1億4000万ドル相当 の運用に携わるマイケル・バーチ氏は、「世界的に金融株が売られている」と述 べた上で、最近の米金融保証会社(モノライン)の格下げと資本増強が引き続 き必要な状況が「さらなる圧力につながっている」と指摘した。

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