商品相場:変動率の高い状態続く、上昇傾向は鈍化か-クレディS

クレディ・スイス・グループは、商品相場 について変動率の高い状態が続くものの、相場の上昇傾向は鈍化する可能性が 高いとの見方を示した。

クレディ・スイスの商品調査部門責任者、トビアス・メラス氏は23日付リ ポートで、インフレが加速し世界の中央銀行が金融政策を引き締め始めている ため、投資家らは大幅なポジション調整を行っていると指摘。金利は低下する 代わりに上昇し、経済成長率がそれほど伸びないため、「向こう数カ月間は困難 な状況となる可能性が高い」との見通しを示した。

商品相場はエネルギーや穀物主導で7年続伸し、ことしに入って過去最高 値を更新。原料供給が世界の需要に追いつかないとの懸念が高まっている。U BSブルームバーグ・コンスタント・マチュリティ商品指数とロイター・ジェ フリーズCRB指数は11日、ともに最高水準に達した。

メラス氏は「金利が低下すれば、商品など利回りのない資産を保有するこ との機会費用が低下する」と指摘。「さらにインフレ期待が高まれば、多くの投 資家の現物資産への投資意欲がいっそう強まる」としている。

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