Jフロント:スーパーなどの子会社を統合-横浜松坂屋は閉店へ(2)

百貨店の大丸と松坂屋を傘下に持つ持ち株会 社、J.フロントリテイリングは24日、グループの事業再編策を発表した。スー パーマーケットなど同じ事業を手掛ける複数の子会社を統合し、競争力・収益力 を強化する。横浜松坂屋を10月26日付で閉店することも決めた。

スーパーマーケット事業は大丸ピーコック(大阪市)を存続会社とし、松坂 屋ストア(名古屋市)など3社を吸収合併した後、9月1日付で商号を「ピーコ ックストア」に変更する。建装事業は大丸装工(大阪市)が他の3社を吸収合併 後、同日付で「J.フロント建装」に商号変更。人材派遣事業もディンプル(大 阪市)を存続会社とし、事業譲渡などにより他の2社を統合する。

横浜松坂屋の閉店に関しては、業績が低迷しているほか、本館建物の老朽化 も進んでおり、百貨店事業の継続が困難と判断した。店舗閉鎖は昨年9月の経営 統合以来初めてとなる。従業員はグループ内での雇用を協議する一方、退職希望 者には退職金の割り増し、再就職支援などを実施する。同事業終了に伴う損失を 中間決算で特別損失として計上する予定で、現時点では30億円程度を見込む。連 結業績への影響は第1四半期決算時に発表する。

安定した収益が期待できる西館(エクセル伊勢佐木)の賃貸など不動産事業 は継続する。百貨店閉店後は低層階に商業・サービス機能を備えた複合施設を建 設する予定。横浜松坂屋は松坂屋の100%子会社。1864年に野澤屋呉服店として 創業した。2008年2月期の売上高は約94億円、営業利益は3億600万円だった。

Jフロントリテイリングの株価終値は前日比3円(0.5%)高の575円。

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