米CSX、運賃再引き上げと自社株買い拡大も-英TCIの圧力受け

米3位の鉄道会社CSXは、英投資ファン ドのザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)と3Gキャピタ ル・パートナーズの圧力を背景に、運賃の再引き上げや自社株買いの規模拡大に 動く可能性がある。ファンド側はCSXに取締役刷新と利益拡大を求めている。

TCIと3Gは、CSXが運賃を引き上げて費用を削減すれば、向こう5年 で利払い・税引き前ベースの利益倍増が可能だと主張。TCIがこうしたキャン ペーンを開始した2007年5月以降、CSXは既に運賃引き上げを実施したほか、 自社株買いの対象とする株式を34億株増やした。

CSXが25日開催する株主総会では、ファンド側の立てる取締役候補5人 を支持するかどうかが決まる。TCIは株主が容易に会合を開催できるようにも 求めており、これらも決議事項に含まれる。同ファンドと3Gは合わせてCSX の株式約8.7%を保有する。

TCIのパートナー、スネハル・アミン氏は「今回の委任状争奪戦で成功す れば、CSX株主にもたらされる価値はいかなる鉄道会社も上回る。向こう5年 で、利益が4倍に増えることも可能と考える」と述べた。

CSX株は年初来で46%上昇。同上昇率は、米ダウ輸送株指数を構成する 20銘柄中、米トラック・リース最大手のライダー・システムの54%に続いて2 位。CSXの23日株価終値は前週末比1.2%安の64.04ドル。

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