6月の米消費者信頼感指数、過去15年で最低水準に下落か-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融機関や調査 機関69社の予想をまとめた調査によると、6月の米消費者信頼感指数は56と、 前月の57.2を下回り1992年10月以来約15年ぶりの低水準となる見込みだ。エ コノミストによると、米消費者が戻し減税(税還付)を使い切った後、消費を控 えるリスクが高まったもようだ。

この統計は、米民間調査機関コンファレンス・ボードが23日午前10時(ワ シントン時間、以下同じ)に発表する。また全米20都市部を対象にした4月の 米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数は、 前年同月比で一段の下落が予想される。

不動産価格の下落や失業率の上昇、食品と燃料価格の上昇が打撃となり、消 費者が戻し減税を使い切った後、消費は不振に陥る可能性がある。物価上昇は年 内の利上げの可能性を示唆しているが、成長への懸念が根強いことから、米連邦 公開市場委員会(FOMC)は25日に金利を据え置くと予想される。

米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)のシニアエコノミスト、ピーター・ クレッツマー氏は「消費者信頼感の低下は一部、雇用減少を伴う物価上昇という スタグフレーションの要素を反映している」と分析。「米連邦準備制度は現時点 では保留する」と予想した。

23日午前9時に発表される4月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は、 前年同月比で16%低下と、2001年の集計開始以来の大幅下落となる見込み。

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