トヨタ:役員賞与9.9%増額を了承、役員報酬総額17%増に―株主総会

自動車販売で世界2位のトヨタ自動車は24 日、愛知県豊田市の本社で開いた定時株主総会で、役員賞与総額を前の期に比べ て9.9%増額の10億6650万円とすることなどを提案、了承された。総会にはこ れまでで最高だった昨年を619人上回る3198人の株主が出席し、2時間8分 (前年1時間55分)で終了した。

これにより前期(2008年3月期)の取締役と監査役の報酬総額は39億2000 万円と前の期(07年3月期)に比べ17%増額になる。支給対象者が前の期に比 べて取締役が4人増えて計36人(うち監査役7人)となったが、過去最高の業 績などを反映し報酬額の1人当たり単純平均も1億889万円と前の期に比べて

4.0%増える計算になる。このうち取締役の平均報酬額は1億2200万円となって いる。報酬総額には総会で了承された賞与のほかに役員報酬、ストックオプショ ン、監査役の退任慰労引当金繰入額が含まれている。

トヨタの前期連結業績は海外販売の増加を背景に売り上げ、各段階の利益と もに過去最高を更新した。一方、今期(09年3月期)は引き続き新興国を中心 に販売増加を見込むものの、円高の影響で9期ぶりの減収減益となる見通し。総 会では役員賞与のほか、取締役30人の選任など7項目の議案が了承された。

トヨタの株価は前日比60円(1.1%)安の5250円(午後1時4分現在)で、 年初来に対し13%安い水準にある。

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