額賀財務相:消費税率引き上げも含めて議論-今秋の税制抜本改革(2)

額賀福志郎財務相は24日午前の閣議後会見 で、今秋に予定している税制抜本改革で消費税率の引き上げを取り上げる可能 性について「所得税や法人税、資産税と併せて消費税の引き上げも含めて議論 する」との考えを示した。引き上げ時期については明言を避けた。

今秋の税制改革では、道路特定財源の一般財源化や2009年度までの基礎年 金の国庫負担引き上げに伴う財源確保など懸案が山積。増え続ける社会保障関 係費への対応策として消費税率の引き上げが焦点となっている。

福田康夫首相は23日の記者会見で、消費税率の引き上げ問題について「2 -3年とか長い単位で考えたい」と述べ、今秋の税制改革で消費税率の引き上 げを決断するのではないかとの観測を打ち消した形となった。首相は17日に行 った主要8カ国(G8)の報道機関との会見で、この問題について「決断しな ければならないとても大事な時期だ」と述べていた。

額賀財務相はこれに関連して、「まずは行政経費の無駄ゼロを徹底的に行う と同時に、公益法人の合理化や効率化を進め、国民の前に明らかにすることが 第一だ。その上で社会保障国民会議の議論もにらみながら秋の税制抜本改革に 向かっていくことが福田首相と我々の共通した認識だ」と説明した。

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