東洋水株が52週高値、生めんの再値上げを評価-採算悪化を食い止め

冷凍食品大手で即席めん2位の東洋水産の株 価が続伸。一時は前日比105円(4.8%)高の2300円まで買われ、52週高値を更 新した。1月に続き、今年9月にも生めんの販売価格を値上げすると23日に発表。 原料高が進む中、積極的な価格転嫁策で採算を維持しようとする同社の方針が評 価された。

東洋水は23日午後、業務用生めん商品の価格を3%-10%値上げすると発表 した。一部商品については10%-20%の値上げもあるという。同社の08年3月期 の生めんの売上高は、前の期に比べて6.8%増の442億円だった。

ゴールドマン・サックス証券の田中克典アナリストは24日付の投資家向けメ モで、「原料高に対して再値上げをちゅうちょせず、確実に相殺していく方向性 を示したことはポジティブ」との見方を示した。2009年3月期の東洋水の連結営 業利益は215億円になるとみて、目標株価2600円と投資判断「買い」を継続して いる。会社側の今期営業益目標は207億円(前期比2.4%増)。

同社株の直近高値は2007年4月3日に付けた2420円。この日の高値2300円 は直近高値まであと5%の位置にある。3月31日に付けた52週安値の1427円か らの反発率は61%。

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