地球温暖化は「緊急事態」、今後1-2年が重要-米科学者ハンセン氏

地球温暖化の悪影響について20年前に初め て米連邦議員らに警告を発した科学者、ジェームズ・ハンセン氏は23日、気温 の上昇により、世界は「緊急事態」に陥っているとの見解を示した。

ハンセン氏は同日、米下院のエネルギーの自立と地球温暖化に関する特別 委員会で証言し、米国の気候変動に対する取り組みは「非常に微力で、実際に 時間はなくなってきている」と指摘。「今後1-2年は決定的に重要な期間であ り、大きな転機を通り過ぎてしまえば重大な結果を招くことになるだろう」と の見方を示した。

米航空宇宙局(NASA)の主席気象学者であるハンセン氏は1988年6月 23日、米上院エネルギー委員会で世界の気温の上昇幅が自然変動による上昇幅 を上回っていることを初めて証言した。ハンセン氏は今回の証言で、地球温暖 化の脅威に関する情報を国民に提供していないとして利益団体の最高経営責任 者(CEO)らを非難した。

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