ジャンク級企業:デフォルトリスクが上昇、商品高騰で-ムーディーズ

米格付け会社ムーディーズ・インベスター ズ・サービスによると、ジャンク(高リスク・高利回り)級の企業は、コスト 増により現金がますます減少し、デフォルト(債務不履行)のリスクが高まっ ている。

ムーディーズの23日付リポートによると、資金調達能力が最低水準に格付 けされた企業は47社と、4月末時点の45社から増加した。このなかには、豚 肉生産で米最大手のスミスフィールド・フーズなどが含まれている。ムーディ ーズによると、資金調達能力が最低水準のSGL-4に格付けされたこれら企 業のデフォルト率は年率18.2%と、SGLに格付けされているジャンク級企業 全体の2.4%を上回る。

ムーディーズのシニアアナリスト、ジョン・パカラ氏は電話インタビュー で「2007年中盤まではこの格付けから移行する企業が多く見られた。移行する のは非常に困難になってきている」との見方を示した。

リポートによると、商品相場の高騰により多くの企業が打撃を受けている。 燃料コストの上昇が、米コンチネンタル航空、米ユナイテッド航空、米ノース ウエスト航空の3社の格付けの引き下げにつながった。スミスフィールドの5 日の発表によると、飼料価格の高騰により、同社の第4四半期(2-4月)決 算は94%の減益となった。

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