中国の宝鋼集団:英豪系リオとの鉄鉱石交渉,最大97%値上げで合意

英豪系資源大手リオ・ティントは23日、中 国の鉄鋼メーカー最大手、宝鋼集団と行った今年度(09年3月通期)分の鉄鉱 石価格交渉が、最大97%の値上げで合意したことを明らかにした。値上げ幅は 過去最大となる。

リオの発表資料によれば、「ピルバラ・ブレンド」(粉鉱)価格はドラ イ・メトリック・トン・ユニット(DMTU)当たり144.66セント(約155 円)と、前年比80%の値上げとなる。「ピルバラ・ブレンド」(塊鉱)は97%値 上げのDMTU当たり201.69セント。中国が合意した鉄鋼石価格で、オースト ラリア産がブラジル産を上回ったのは今回が初めて。

中国の鉄鋼メーカーはこれで、6年間連続で鉄鉱石の値上げをのむこととな った。鉄鉱石の値上げにより、リオは世界最大の資源会社、BHPビリトンから の敵対的買収に抵抗しやすくなる見通し。

リオや豪BHPビリトンは、オーストラリアからアジアへの輸送コストが低 いことを理由に、ブラジルのヴァリ(旧通称リオドセ)よりも高い価格を要求し ていた。ヴァリは今年2月、65-71%の値上げで各鉄鋼メーカーと合意した。

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