WNIウェ株が大幅高、国内外拠点の業務分担で採算改善-利益を増額

世界最大の気象情報サービス会社であるウ ェザーニューズの株価が大幅高。国内外拠点の業務分担を明確にしたことで効率 化が進み、前期(2008年5月期)の利益水準が事前計画を上回ったもようと23 日の取引終了後に発表した。海運会社向けなどのサービスなども好調で、良好な 収益環境に対する評価が先行。買い気配で始まり、午前9時15分に前日比75円 (6.1%)高の1297円で寄り付いた。

WNIウェは23日、前期の連結純利益が8億5000万円(前の期は300万 円)になりそうだと発表した。従来予想は6億円。同社広報・IRリーダーの森 下良治氏によると、「マーケティングやサービス運営を千葉市幕張にあるグロー バルセンターに集約する一方、北米や欧米を中心とした海外拠点ではコンテンツ 販売に特化する戦略を進めてきた」ことが、業務の効率化と利益率の改善につな がっているという。

同社は世界17カ国・地域36都市に展開しており、600人を超えるスタッフ により24時間365日、世界中の気象を観測・解析・分析・予測している。同社 の07年6月-08年2月期(9カ月累計)時点の地域別売上高は、日本が前年同 期比5.4%増の66億円、欧州が同8.2%増の12億円、アジア・豪州が同14%増 の6億円、北米が同6.7%減の3億円となっている。国内外とも法人向けサービ スの引き合いが強く、海流や波などの状況を踏まえ、最適な航路を分析する海運 会社向けのサービスが伸びている。

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