米当局は年内利上げ見送りも,景気リセッションに近い-カウフマン氏

コンサルタントで元ソロモン・ブラザーズ のチーフエコノミスト、ヘンリー・カウフマン氏(80)はブルームバーグラジオ とのインタビューで、米景気がリセッション(景気後退)に近い状況で推移する なか、米金融当局は利上げを年内見送る可能性があるとの見方を示した。

ウォール街の動向を50年にわたってカバーしているカウフマン氏は「年内 のフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標引き上げはせいぜい1回だとみる が、それでさえ疑問だ」と語った。

市場では、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が今月、インフ レ期待の高まりを「断固阻止」すると表明したことを受け、年内に少なくとも

0.5ポイントの利上げがあるとみており、カウフマン氏の予想はこうしたトレー ダーの見方とは異なっている。同氏は戻し減税による押し上げ効果が薄れ、個人 消費は年後半に弱まるとみている。

24、25両日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)について、カウフマン 氏はFF金利の誘導目標が2%で据え置かれるだろうと予想。「米景気はリセッ ションと定義される状況と、非常に緩慢な成長の合間にある」と述べた。

同氏はまた、金融システムが向こう4-5カ月間に「一段と深い問題」に見 舞われるだろうとし、米金融当局は「さらに規模の大きい融資」を提供すること になると予想した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE