短期市場:翌日物底堅い展開か、レポ下げ渋りや外銀需要-準預5.2兆円

短期金融市場の無担保コール翌日物は底堅 い展開か。資金需要の高まる6月末を控えてレポ(現金担保付債券貸借)が下げ 渋っているうえ、コールで調達を希望する外国銀行が増えているとの指摘もある。 一方、月末越えのターム(期日)物は横ばいから弱含みも予想される。

23日の加重平均金利は横ばいの0.509%。朝方から一部大手行の調達がしっ かり入り、0.51-0.515%中心に推移。一部0.52%もつけた。午後は徐々に落ち 着いたが、0.50%では調達が根強く残った。24日スタート分は0.52-0.53%、 ユーロ(オフショア)円は0.51%程度、レポは0.56-0.58%だった。

6月末を控えて日銀の緩め調節を受け準備預金の積みが進んでいるが、レポ が0.60%近辺で推移しているため、コールは下がりづらい面もある。また、為 替スワップは変動が大きいものの、6月末越えの円投ドル転需要を背景に以前よ りコストが上昇しており、外銀の国内市場への参加が増えているという。

月末をまたぐ1週間物について、コールは0.70%近辺のまま取引が少ない との指摘がある一方、気配値が0.6%台後半から半ばに低下してきているとの声 もある。日銀の資金供給オペに応札しつつ、市場では徐々に資金を取り下がる展 開も予想される。月末・月初物(6月30日-7月1日)の動向も注目されてき そうだ。

調節見送り予想-準備預金5.2兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、当座預金は2000億円減少 の8兆3000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は2000億円減の5兆2000 億円程度になる見込み。市場では調節見送りの予想が多い。

準備預金の残り要積立額(1日平均4兆5700億円)と積み終了先(23日は 1600億円)から推計した中立水準は4兆7000億円程度に下がっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE