NY綿花:下落-大豆が1週間余ぶり安値、作付け転換鈍化の見方

ニューヨークの綿花先物相場は23日、過去3営 業日で2回目の下落となった。大豆先物相場が1週間余ぶりの安値まで下げ、米 国の農家が大豆に作付け転換する妙味が薄れたことが要因。

シカゴ商品取引所(CBOT)の大豆先物相場は同日、11日以来の安値まで 下げた。小麦相場も一時、過去1週間余で最大の下落率を示した。穀物や油糧種 子の相場が下落すると、これらの穀物を綿花の代替として栽培する農家にとって、 価格差による利益が縮小する。この日は、ドル相場が上昇する一方、ロイター・ ジェフリーズCRB指数は最大0.7%下げた。

デルタ・ブローカレッジ(ニューヨーク)のアソシエート・トレーダー、ジ ェームズ・カーヒル氏は「穀物相場は急落した」と指摘。「他の商品相場も軟調 だ。商品全般が売られている」と述べた。

ICEフューチャーズUS(旧ニューヨーク商品取引所)の綿花先物相場12 月限終値は、前週末比0.71セント(0.9%)安の1ポンド当たり79.4セント。中 心限月は先週、0.8%上昇した。米国で小麦や大豆などの穀物への作付けの転換が 進み、綿花の作付面積が縮小したことから、綿花相場は年初来で17%高騰してい る。

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