米社債保有リスク上昇-UPSが利益見通し下方修正、燃料費高騰で

23日のクレジット・デフォルトスワップ(C DS)市場では、米企業の社債保証コストが上昇した。世界最大の小荷物輸送 会社、米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が2008年4-6月(第 2四半期)の利益見通しを下方修正したことを受け、燃料費高騰と景気減速が 企業収益を損なっているとの懸念が高まった。

クレジット・デリバティブズ・リサーチによれば、北米の投資適格級企業 125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数は、1ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)上昇の125.88bp。指数上昇は信用の質が劣化 したとの認識を示唆する。

UPSは23日付の発表資料で、「芳しくない」米経済と「燃料費の空前の 増加」が予想を下回る貨物量につながったと説明。4-6月期の1株当たり利 益見通しを83-88セントと、従来の97セント-1.04ドルから引き下げた。

発表を受け、UPS債のCDSスプレッドは4bp上昇し45.5bp(クレ ジット・デリバティブズ・リサーチ調べ)。

主に高リスク・高利回りの50銘柄で構成するマークイットiTraxxク ロスオーバー指数は、1bp上昇の500bp(JPモルガン・チェース調べ) だった。

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