米トウモロコシ先物:1週間ぶり安値から反発-洪水被害で供給懸念

シカゴ商品取引所(CBOT)では23日、 トウモロコシ相場が1週間ぶりの安値から反発した。米中西部の洪水による被害 が従来の予想を上回り、既にひっ迫している米国産トウモロコシの供給が減少す るとの観測が高まった。

米農務省(USDA)が10日に発表した需給統計によると、作付面積の縮小 や降雨の被害により、米国のトウモロコシの生産高は今年、10%減の117億3500 万ブッシェルとなり、在庫は13年ぶりの低水準になると予想される。USDAは また、イールド(単収)の見通しも3.2%引き下げ、1エーカー当たり148.9ブッ シェルとした。トウモロコシ先物相場は今月に入って27%高騰。16日には過去最 高値に達した。

ウォール・ストリート・アクセス(ニューヨーク)のアナリスト、チャール ズ・レントシュラー氏は「USDAの発表は実際の被害より数週間遅れた状況を 反映している」と指摘。今年は洪水の影響で「イールドが1エーカー当たり135 ブッシェルまで落ち込む可能性もある」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限終値は、前週末比3.75セント (0.5%)高の1ブッシェル当たり7.5925ドル。一時は2.3%安の7.38ドルまで 下げる場面もあった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE